イランのシャーセヴァン族の手織りスマック織りのオールドラグです。
もともと袋だったのを1枚にしたもので、しっかりとした作りです。真ん中に袋だったつなぎめの縫い目があります。
とても綺麗なパステルピンクで、恐竜のような鳥のようなかわいらしい動物が描かれています。
これから春の季節にぴったりの明るい色です。
古い時代のものでもともと袋だったので多少の汚れやほつれもありますが、状態はよいと思います。
ご理解の上ご検討くたさい。
イランシャーサバン族
1950年代のもの
ウール
サイズ 172cm x 117cm
購入価格 183,000円
最初の4枚は昼間に日中に陽の光のなかで撮った写真、5枚目からは夜に蛍光灯の下で撮った写真です。
最後の写真、商品の詳細は、購入時に写真を撮ったもので、手元にはありませんが、ご参考までに載せます。
お好きな方にお譲りします。
一点ものなため購入後のキャンセルはなしでお願い致します。
商品説明:
シャーセバン族は標高2000メートルを越える高原地帯を移動しながら遊牧生活する遊牧系部族です。
シャー=王様、セバン=愛するもの、もしくは友人という名前の由来は、15世紀から始まるサファビ朝イランのアッバス1世から信頼を受けたことにあると言われています。彼らの先祖は中央アジアのオグズ系民族=トルコ系で、移動と定住を繰り返しながら現在の居留地に辿りついたようです。トルコ系部族に共通する鮮やかな色彩感覚と幾何学的な文様感覚は、欧米で高い評価を得ています。
シャーセヴァン族の最大の魅力は飛び抜けた色彩感覚と宇宙的なモチーフです。
宇宙的とは大げさですが、彼らの織る毛織物のモチーフがあまりにもユニークで、一般の人々にはとても表現できないような飛び抜けたモチーフを創造し、それらを守り続けてきたからです。
とくに動物や鳥などのモチーフは洗練と遊び心が上手く混ざり合い 独特の面白さをかもし出しています。これらの文様美はマフラシュ(布団袋)やサドルバック、掛け布、ホースカバー、塩袋など生活の道具である毛織物に表現され、厳しい遊牧生活の中で日々使用されるものばかりです。
カテゴリー:
ハンドメイド・手芸##インテリア・生活道具##カーペット・絨毯・ラグ・マット