両面宿儺 (高さ:60cm)仏像 円空仏 摸刻 木彫
大きさ:高さ60×幅24×厚み15cm 材料:クス 着色:褐色
注)背面にやや大きめのフシがありますが、表面には出てきていません。
飛騨地方の民話に出て来る両面宿儺(りょうめんすくな)は今でも英雄として崇められています。両面宿儺は日本書紀にも登場します。「一つの胴体に二つの顔があり、それぞれ反対側を向いていた。Sukunaは皇命に従わず、人民から略奪することを楽しんでいた。それ故朝廷は武振熊を遣わしてこれを誅した。」とあります。異説では彼は朝廷と闘い、飛騨の民を助けてくれた英雄として現代に至るまで崇め言い伝えられています。円空の宿儺像は顔を横に並べ、手に持つ武器が剣でなく斧であるところが興味深いです。原作モデルは千光寺蔵 87cm(高山市)です。
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